こんにちはコーヤです。
このページでは、ブル100本入れる練習よりブル1本入れる練習をしようという提案をします。
ブル100本入れる練習の効果
ダーツプレーヤーのほとんどはブルに〇〇本入れるという練習をしたことがあるのではないでしょうか。
私はダーツ初心者の頃、ブル100本入れることを日課にしていました。だいたい1時間くらいかかっていました。
この練習の過程でブルに入れる力加減が体に染み込んだと思います。フォームの無駄も削ぎ落とされていったでしょう。
ダーツ歴10年近くなった今でも、自分のダーツの土台はブル100本の日々で作られたと思っています。
それくらい上達に繋がったと思えるブル100本練習法ですが、ある程度上手くなってくると慣れてきます。
慣れるとテキトーに投げてもそこそこブルに入るので、集中せずとも30分くらい投げたらいつの間にか100本終わるようになってしまいます。
集中してても1時間かかった初心者の頃と比べてテキトーにやっても30分で終わるようになっているので、上達していることは確実です。
ですが、100本入るまでテキトーに投げ続けるのは効果的な練習と言えるでしょうか。
ブル1本の練習の効果
こういったひたすら量をこなすタイプの練習法は初心者には有効だと思いますが、上級者になるにつれ効果がなくなってくるでしょう。
効果がなくなる原因は、練習というより作業に近い感覚になっていくからだと思います。
上級者にとってブル100本入れることなんて造作もありません。造作もない作業をいくらこなしても上達には繋がりません。
では1000本に増やそうという方針もありますが、結局はいずれ作業になってしまうのだと思います。作業になるたびに本数を増やしていったら、時間か体力の限界が来るはずです。
練習を作業にしないためにも、上級者は「外すわけにはいかない」という状況を作り出す工夫が必要です。
その工夫としてブル1本練習法を提案します。
ブル1本練習法は、99本ブルに向かって素振りしたあとに1本投げてブルに入れるだけです。
もし外れたら99本素振りに戻りましょう。素振りを省くのは禁止です。
こうすることでその1本に「外すわけにはいかない」というプレッシャーがかかります。
練習の効果の差
ブル100本練習法はダーツが上手くなるために必須の練習だと思います。ただ、上手くなるだけで強くはなれません。
上手くなった人は強くなるための練習に切り替えないと、それ以上の上達は見込めません。
このページで紹介したブル1本練習でも良いですし、大会に出てみたり、リーグ戦に出てみたり、自分にとって効果がありそうな練習法を模索していきましょう。
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