「トレーニング5原則」から学ぶダーツ練習法

こんにちはコーヤです。

このページでは、「トレーニング5原則」をダーツの練習に活かそうという提案をします。

トレーニング5原則の内容

トレーニング5原則は筋トレの教訓です。内容を簡略化して示します。

  1. 漸進性の原則…いきなり高負荷なトレーニングをしたり、いつまでも低負荷なトレーニングを続けたりせずに、低負荷から始めて徐々に高負荷にしようという原則。
  2. 全面性の原則…ある一部分だけに特化してトレーニングするより、全身をトレーニングしながらその特化したい一部分をトレーニングしたほうが、結果的に特化しやすいという原則。
  3. 意識性の原則…今やっているトレーニングの目的や使っている筋肉を意識しながらトレーニングしたほうが、トレーニング効果が高まるという原則。
  4. 個別性の原則…性別・年齢・体格など個人差があるので、誰かにとって効果があったトレーニングが自分にとっても効果があるとは限らないという原則。
  5. 反復性の原則…いくら効果的なトレーニングだとしても反復して継続しない限り効果が現れないという原則。

トレーニング5原則をダーツに当てはめる

トレーニング5原則をダーツに当てはめてみます。

1. 漸進性の原則

初心者がいきなりホワイトホースを狙った練習をしたり、上級者がトリプルリングの内側に入れる練習をしても意味がないと解釈できます。

ブル1本練習法の記事でも書きましたが、初心者の頃はブル100本入れるだけで十分です。上級者になるにつれ、上手くなる練習から強くなる練習に切り替えないといけません。

2. 全面性の原則

ブルのシュート率を上げたいからといってブルだけを練習するより、クリケナンバーやダブルの練習をしながらブルの練習をしたほうが、結果的にブルに入るようになると解釈できます。

01で勝ちたいならブルのシュート率も大事ですが、アレンジの練習やダブルを一撃で決める練習も必要です。

クリケで勝ちたいならT20のシュート率も大事ですが、それ以外のクリケナンバーのシュート率も必要です。

特定のエリアだけを狙う練習も効果があると思いますが、そのエリアだけ練習を続けても試合の勝率は上がらないのではないでしょうか。

3. 意識性の原則

漠然とT20に向かって投げ続けるより、何のためにT20に入れるのかを意識しながら投げたほうが効果的だと解釈できます。

例えばクリケ先行1ラウンド目だと想定すると、最低でも20に3マークしなければなりません。

1本目2本目を外してしまった場合、3本目はT20が必須です。

1本目2本目がS20に入った場合、3本目はS20かT20が必須です。

1本目2本目がT20に入った場合、3本目を外しても罪は重くないでしょう。T19を狙うのもアリです。

このようにT20を狙う練習に意味を持たせたほうが、ただ漠然と投げるより効果的になるかもしれません。

4. 個別性の原則

誰かの練習法をそのまま真似するより、自分に合った練習法を考えたほうが上達しやすいと解釈できます。

当ブログで紹介している練習法を鵜呑みにして練習するより、自分にとってどれが必要なのか取捨選択していただいたほうが効果的な練習になることは間違いないでしょう。

5. 反復性の原則

いくら自分に合った練習法が見つかっても、その練習をやり続けないと上達しないと解釈できます。

ダーツ上達への近道はありません。最短で上達しようとせずに、コツコツと練習を積み重ねることが大事なのは言われるまでもありませんね。

まとめ

トレーニング5原則を紹介しました。

これらの原則を意識しながら、自分の練習法を見直してみるのはいかがでしょうか。

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