「守破離」から学ぶダーツ練習法

こんにちはコーヤです。

このページでは、「守破離」の教訓をダーツの練習に活かそうという提案をします。

守破離の教訓

守破離(しゅはり)について、コトバンクでは以下のように書かれています。

  • 「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。
  • 「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。
  • 「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。

守破離は千利休の茶道の教訓だと言われています。

守破離のターゲット層

さて、皆さんは誰のダーツを参考に練習していますでしょうか。

おそらく以下の3パターンのどれかではないでしょうか。

  1. 対面で教えてくれる師匠的な人を参考にしている
  2. YouTubeやWebサイトなどの情報を参考にしている
  3. 独学でやっている

ダーツバーでダーツで始めたなら、パターン1に当てはまる人が多いのではないでしょうか。ダーツバーはスタッフや常連客などダーツを教えてくれる人と出会いやすい環境です。

ネットカフェでダーツを始めたなら、パターン2に当てはまる人が多いのではないでしょうか。YouTubeや当ブログなど、Web上でも十分な情報を集められると思います。

パターン3の独学でやっている人もいらっしゃるかもしれませんが、本当に独学の人はこのページを読んでいないはずなので、ここでは想定しないことにします。

このページで紹介する「守破離」は、パターン1の人に役立ちそうな教訓です。

守破離をダーツに当てはめる

守破離の教訓は以下のとおりです。

  • 「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。
  • 「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。
  • 「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。

例えば、Aさんはテイクバックを深くするか浅くするか悩んで師匠に相談したとします。

そんなとき師匠から「ノーテイクバックがオススメ。だってAさんの投げ方は〇〇が〜〜だから。」と言われました。

Aさんはノーテイクバックをすんなり受け入れられるでしょうか。

言われたその場で何回かはノーテイクバックで投げてみて、やっぱり自分には向いていないと思い、思考がテイクバックの深さ浅さに戻ってしまうのではないでしょうか。

しかし、師匠はAさんよりダーツが上手いはずですし、Aさんより経験値が高いはずです。

師匠はテイクバックを深くするか浅くするか、それともノーテイクバックにするかを悩んだ経験があるからこそAさんにアドバイスできるのです。

自分の判断でノーテイクバックは向いていないと決めつけるのではなく、師匠を信じてノーテイクバックで練習してみましょう。というのが守破離の守の部分です。

ノーテイクバックが身についてきたとき、別の人からテイクバックをした方がいいのではとアドバイスされることがあるかもしれません。自発的にテイクバックが必要だと考え直すかもしれません。

そのときになってまたテイクバックの深さ浅さで悩めばいいのです。深いテイクバックで練習したり浅いテイクバックで練習したり、またノーテイクバックに戻ってみたり、どれが自分にあっているか模索しましょう。というのが守破離の破の部分です。

最終的にAさんは、深いテイクバック、浅いテイクバック、ノーテイクバックの3種類どれも経験した状態になります。どれが自分にあっているか理解できているはずです。

こうしてテイクバックの悩みや迷いが無くなり、自己流のテイクバックが完成します。これが守破離の離の部分です。

まとめ

守破離の教訓を紹介しました。

千利休いわく、修行は師匠から教わったやり方を徹底的に守ることから始まるそうです。(守破離の守の部分です。)

せっかく師匠がいる恵まれた環境でダーツができるのですから、師匠のアドバイスを信じて練習するのもいいのではないでしょうか。

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