【独学1ヶ月】基本情報技術者試験に合格した勉強方法

こんにちはコーヤです。

このページでは、情報系ノー勉の状態から独学1ヶ月で基本情報技術者に合格した勉強方法をご紹介します。

本ページが想定する読者

  • 今まで情報系の勉強をしたことがない人
  • ノー勉のまま試験まであと1ヶ月になってしまった人
  • 試験対策のためにスクールに入会するか迷っている人

本ページが提供する情報

  • 独学合格のための1ヶ月間の勉強スケジュール
  • ソフトウェア開発問題で初心者が選択するべき言語
  • CBT方式ならではの注意点と問題を解くコツ
  • おすすめの参考書と問題集

IT系の会社に就職した社会人はほとんどが立ち向かうであろう基本情報技術者。

私は情報系の勉強はしてこなかったから人一倍勉強しないといけないのに、勉強しないままダラダラしていたら試験1ヶ月前になってしまいました。

そんな状態からでも1ヶ月間の独学で合格できたので、そのときの勉強方法をご紹介します。参考になれば幸いです。

情報系分野が初めてでも問題なし

具体的な勉強方法を紹介する前に、情報系分野が初めてだった当時の私の状況を紹介しておきます。

理系の大学に通っていましたが情報系を勉強したことはありませんでした。パソコンやプログラミングが趣味というタイプの人間でもありません。

新卒でIT系の会社に就職し、会社から基本情報技術者の資格の取得を指示されたので勉強し始めました。基本情報技術者が初めての情報系分野の勉強です。

会社で働きながら平日夜と土日で勉強し、1か月間の独学で合格を達成することができました。

1ヶ月間の勉強スケジュール

午前試験の勉強方法

前半の2週間で午前試験の勉強を行いました。

1週間目は「カヤノキ先生の基本情報技術者教室」を読みました。基本情報技術者の界隈ではネコ本と呼ばれているらしいです。とても整理されていて読みやすい参考書でした。

ガッツリ覚えながら読み込むという熱量で読むと1週間では足りないので、ほどよくテキトーに読み進めていました。

章末の確認問題が解けたり解けなかったりするくらいの読み込み具合です。解けない問題は答えと解説を読んで次の章に進んでいました。

2週間目は「過去問道場」というサイトで過去問演習を行いました。

1年分の問題を解いて、分からなかった問題はネコ本で調べる、というのを毎日繰り返していました。

1日で1年分の過去問を解いていたので、全部で7年分解きました。

ネコ本と過去問道場

午後試験の勉強方法

後半の2週間で午後試験の勉強を行いました。

午後試験は参考書を買わず「過去問道場」でひたすら過去問演習を行っていました。

平日は情報セキュリティ1問、データ構造とアルゴリズム1問、ソフトウェア開発1問、その他の分野から1問、の計4問を解きました。

土日は情報セキュリティ1問、データ構造とアルゴリズム1問、ソフトウェア開発1問、その他の分野から約5問、の計8問を解きました。

幸いなことに午後試験は午前試験の知識があれば十分に解けます。午後試験のために新しく勉強したことは、次の段落で紹介するソフトウェア開発だけです。

午前試験の勉強でインプットは完了しているので、過去問を解きまくってアウトプットするのがおすすめです。

勉強スケジュール

ソフトウェア開発のおすすめ言語

午後試験のソフトウェア開発は表計算をおすすめします。

プログラミング初心者にとって鬼門のソフトウェア開発は以下の5つからどれか1つを選択する方式です。

  • C言語
  • Java
  • Python
  • アセンブラ
  • 表計算

私は表計算を選択しました。理由は以下2つです。

  • 基本情報技術者の勉強方法を紹介している他のサイト複数にて、プログラミング初心者は表計算がおすすめという記述が多かったから
  • 大学生のときにエクセルを使ったことがあり、全く初めてのプログラミング言語よりは表計算のほうがイメージしやすかったから

こんな初心者の状態からでも、2週間勉強すれば解けるようになりました。

他の言語の勉強をしていないので比較できませんが、私も他サイトと同じように表計算をおすすめします。

CBT方式ならではの注意点

私はCBT方式というPCを使って回答する方式のテストを受けました。

CBTで困ったのは午後試験の表計算の問題です。ソースコードの穴埋め問題を解くとき、穴の場所と選択肢が同じ画面に映らないので、画面を行ったり来たりしながら解きました。

この行ったり来たりが想像以上にストレスです。

対策法として、穴の場所周辺のソースコードを読んで穴にはどういうソースコードが入るのか目星をつけた状態で選択肢の画面に移る、というのを心がけるといいと思います。

迷う選択肢があったときは、選択肢の中身をメモ用紙に書き写してからPC画面にはソースコードの穴の場所を映して、PC画面とメモ用紙をにらめっこする、という感じで解いていました。

選択肢を書き写している時間なんてあるのか?と不安になると思いますので、表計算の問題を解くのは最後にしたほうがいいでしょう。

まとめ

  • 午前試験はネコ本と過去問道場で勉強
  • 午後試験は過去問道場で演習するのみ
  • ソフトウェア開発の言語選択で迷ったら表計算

以上です。皆さんの合格を祈っています。

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