こんにちはコーヤです。
このページでは、逆三角関数の性質を勉強します。様々な分野で登場するので計算に慣れておきましょう。
逆三角関数の定義
その名の通り三角関数の逆関数のことです。”arc”をつけて表現します。
三角関数の式を逆関数にしただけです。
それでは3種類の逆三角関数について、グラフや微積を見ていきます。
arcsinの性質
グラフ

定義域は
値域は
微分
微分の導出過程です。
両辺
分母分子を入れ替えて
となります。
積分
積分の導出過程です。部分積分を使って
となります。
arccosの性質
グラフ

定義域は
値域は
微分
微分の導出過程です。
両辺
分母分子を入れ替えて
となります。
積分
積分の導出過程です。部分積分を使って
となります。
arctanの性質
グラフ

定義域は
値域は
微分
微分の導出過程です。
両辺
分母分子を入れ替えて
となります。
積分
積分の導出過程です。部分積分を使って
となります。
三角関数の合成
三角関数の合成の公式は
合成公式
導出

図のような適当な点
これらの式を使って導出します。まずは
次に
ここで
逆三角関数の例題
それでは例題6つで逆三角関数の計算に慣れましょう。逆三角関数で表された値を求める問題と逆三角関数で置換する積分の問題です。
例題1
まず
これを代入します。
例題2
例題1を一般化した問題です。
逆三角関数が変数になっていたら、文字でおいて普通の三角関数に戻すところから始めます。
変数の範囲の確認を忘れないように注意しましょう。
文字でおいたら普通の三角関数に戻します。
以上より
です。
例題3
文字でおいたら普通の三角関数に戻します。
同様に
これらの結果を用いて加法定理を使います。
これを満たす
と表されます。
ここで
となるので
です。これより
となります。
例題4
文字でおくところから始めます。
文字でおいたら普通の三角関数に戻します。
同様に
以上より
です。ここで
変換には以下の公式を使いました。
以上より
となるので
です。これを用いて与式は
となります。
例題5
これより
両辺
これを積分に代入して
となります。
例題6
これより
両辺
これを積分に代入して
となります。
まとめ
逆三角関数のグラフは以下のとおりです。

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